思考整理:目の前の結果(成果)に何をみるかで、次の行動は変わります
タレントのなすびさんが12日のテレビ朝日系で放送された
「帰れマンデー見っけ隊!&10万円でできるかな 合体3時間スペシャル」で
20年ぶりの懸賞で、懸賞の舞を踊ったそうな(*^-^*)
最終150万相当の車の懸賞にて、1万4000分の10人に選ばれたそう。
しかし、当選にはならず!!
しかしそれでも、
なすびさんの「クジ運は衰えてないなぁ~~」とネットで話題になっているそうです。
思考整理:目の前の結果を成果と見るか、失敗と見るか
何かを達成したかったり、何かを得ようと、私たちは日々小さな行動から大きな行動まで起こします。
例えば…
- 仕事の効率化を考え、部下に指導を試みた
- ブログ集客をしようと、ブログを書き始めてみた
- 子どもの表情に陰りが見えたので、声をかけてみた
と言ったように、行動を起こしています。
しかし、
- 部下に反抗的な態度を取られた
- 書いてみるものの、成果をほぼ感じられない
- 子どものイライラが爆発してしまった
と言ったように、思わぬ結果に、情けなさや虚無感を感じたりもします。
しかし、今回のなすびさんへの評価を見てください。
「クジ運衰えてないなぁ~」と話題になっています。
- この150万相当の懸賞の前に、いくつか検証にあたっていた。
- 1万4000人のうちの10人に選ばれたことが凄い!
と言うことでしょう。
ここで「懸賞に当たることだけを“結果” “成果”」としていたら、このような捉え方は出来ないでしょう。
先に挙げた、小さな行動1つひとつもそうです。
思ったような結果(成果)に繋がっていないから、ダメだ…
と意気消沈したり、そこで行動をストップさせていると、何も変わりません。
そこまでの工程をどう評価し、そこに何を見て、次にどのような行動を起こすかが重要です。
思考整理:思わぬ成果(結果)から、思う成果(結果)に近づける
では、先ほどの例から思う結果に近づけるためにどうすれば良いのかを、検討してみましょう。
- 部下が反抗的な態度をとるということは、こちらが気づいていない何か困った状況を抱えているということがわかりましたね。
- ブログの成果を見る箇所を何にしたのかを、見直す必要があるかもしれません。
- イライラが爆発してしまったけれど、子どもが困ったを抱えている状態だということが、解りましたね。
と失敗と思っていても、何かしら「成果」や「結果」に繋がっているものなのです。
※これは一例です
思考整理:目的(意図)の見直し
ここで思考整理をいったんしてみましょう。
どんな目的(意図)があって、最初のアクションをしたのか?
- 部下に仕事へのやりがいを持って欲しかった
- ブログからの集客を期待していた
などがあるでしょう。
思考整理:自分レベルの具体的な目的(意図)への落とし込み
これらの目的(意図)を、自分レベルの目的(意図)にまで落とし込み、具体的な目的(意図)にしてみてください。
- 部下が書類の準備をし忘れることが多く、自分の仕事が効率的に回らなくなっていた。
効率的に仕事をしやすい環境にしたい - ブログの成果をもう少し感じて、やる気を維持したい
- 子どもとの日常会話を大切にし、子どもの相談相手になりたい
といった感じに、自分事の目的(意図)として、具体的にしていきます。
思考整理:目の前の問題を見直し、次の行動を検討する
そうしてから、その目的(意図)を達成するための、次の行動を考えていきます。
- 資料の準備を忘れていることで、どのように自分が困っているかをアイメッセージで伝える。
その際、部下が反抗的な態度になったら、アクティブリスニングで対応する。 - やる気を維持するために、友人にブログを見てもらい、感想を聞いてみる
- 子どもの心が落ち着いているときに、何気ない話からアクティブリスニングを試みる
などが考えられます。
※これは一例です
思考整理:何かを達成したいのであれば、まずは目的(意図)を明確にするのが重要
何かを得たい。
何かを達成したい。
ならば、その意図(目的)を明確にしましょう。
この時、相手を変えようとすると、混乱し目的を果たすことが難しくなります。
なぜ、あなたがそれを手に入れたいのか?
という風に、自分レベルにまで落とし込んでください。
そうすれば、相手を変えることはできなくとも、相手の協力を得ることは可能です。
そして、それによって、
本来あなたが望んでいた、目的(意図)に近づいていくことができてきます。
実際に行動を起こして、うまくいかないと落ち込みたくなることもありますが、そんな時は、目的(意図)が何だったのかを再検討し、目の前の結果(成果)を見直してみてくださいね。